世界にないものを。築き上げた技術を結集して。
当社は1943年の創業以来、技術集約型精密製品の創造を掲げ、『材料から精密加工品までの一貫生産』という世界でも類を見ないビジネスモデルを続けてきました。コア技術である精密塑性加工をベースに、自動車関連部品から電子・情報機器部品、光通信機器部品の分野へとその領域を着実に拡げてきており、今後も事業の重要な柱として位置づけております。
そしてさらに次の段階へと飛翔すべく、創造と変革を進めます。
既存の自動車関連部品では、更なる効率化などその深化を目指していきます。自動車の電動化に対しては、バスバーや電流センサーなど当社にとって新たな分野となる電気電子部品を開発し、電動車マーケットに投入していきます。また、今後も大きく拡大していく光通信市場に向け、高密度、低損失、耐高周波、多芯、などお客様のニーズに応える製品を開発してまいります。
その中で我々は次になすべきことを、「自動車電動化」「環境エネルギー」「医療介護」の3つの分野に着目し、今後の事業展開の方向としていきます。
「自動車電動化」については、引き続き関連する電気電子部品を開発し、そのバリエーションを広げていきます。「環境エネルギー」の分野では、放置竹林の竹から抽出した成分や炭を用いた製品を開発するなど環境に配慮した活動を継続します。「医療介護」の分野では、大学、病院等と共同で開発したロボットが病院や介護施設などで実績をあげつつあります。
このように当社は、独自技術を通じて常に新しい領域、未知なる分野へチャレンジしていきます。今後も、各分野で築き上げた技術力を結集して、世界に誇る品質、サンコールクオリティを提供し、社会に貢献してまいります。